診療案内|蔵内歯科医院|千葉県市原市の歯医者・歯科

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歯周病治療

歯周病は、歯の周囲に付着した歯垢や歯石が歯茎の炎症を引き起こすことで進行します。治療の際には使い捨てのプローブを用いた歯周ポケットの検査や、レントゲンや歯科用CTなどを用いた検査により、症状に応じた処置を行います。

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歯周病の初期治療は、歯と歯茎の境目に付着した歯垢や歯石の除去と、歯磨き方法のアドバイスによって、口内の細菌数をコントロールするのが基本です。症状が重篤な場合、歯周組織の外科的処置や歯周組織再生療法によって、症状の改善を図ります。

また、歯科医師や歯科衛生士がお口の状況を数値化・精査した上で、症状に応じて軟膏の処方などを行います。当院では、歯周病菌のDNAをチェアサイドで検出できる装置を導入いたしました。歯周病菌の種類を調べることにより、患者さま一人ひとりに合った歯周病の治療方法をご提案しています。

詰め物・被せ物

虫歯の再発防止・治療後の見た目と機能性など、細部までこだわった詰め物・被せ物治療を行っています。マイクロスコープや拡大鏡などで視野を拡大し、治療部分を精密に形成・充填させていただきます。

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患者さまがご要望、ライフスタイル、お口の状況に合わせて詰め物・被せ物の材料を選べるように、当院では保険診療と自由診療の両方に対応しています。

保険診療では、銀歯と呼ばれる12%金銀パラジウム合金や、純チタン製の被せ物をご提供しています。第2大臼歯以外なら、CAD/CAMという機械を使い、白いハイブリッドセラミック製の詰め物・被せ物には保険適用が可能です。

自由診療の場合、金を多く含むゴールド、天然歯に近い見た目で生体親和性の高いセラミックやジルコニア、歯の切削部分へ硬質レジンなどを直接盛って成形するダイレクトボンディングなどから選択できます。金属アレルギーのリスクの低い素材が多く、お身体の健康にも配慮した治療が行えます。

根管治療

根管治療は虫歯菌が歯の神経にまで達した際に、感染した神経を取り切ることで、炎症の鎮静を図る治療です。処置後には歯に土台(コア)を作って形を整え、被せ物を接着することで、噛む機能や見た目を再現します。

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歯の神経が通っている管である根管の内側は、細くて光が入らないため、肉眼で見ることができません。

そこで当院では、マイクロスコープや拡大鏡を用いて治療部分を拡大し、目で見て確認をしながら感染した組織や病巣、汚れなどの除去を行っています。病巣の位置が分かりにくい場合は、X線写真だけでなく歯科用CTによって、歯の根の先などを立体的に把握することも可能です。

治療時には歯の周りにゴムの膜を張るラバーダム防湿法により、根管内に細菌を含んだ唾液が入り込まないようにいたします。根管のお掃除に用いる交互洗浄のシリンジや先端ノズルも、患者さまごとに使い捨てにすることで、感染症の心配がない根管治療のご提供に努めています。

顎関節症

顎関節症とは、何らかの理由によって顎の関節部分に不具合が起こる病気です。顎の痛みやお口の開きにくさ、お口を開閉すると異音がなるという3つの症状が揃うと、顎関節症であると判断されます。

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患者さまの顎関節症の状態は、問診表にご記入いただいた情報、開口度の検査、噛み合わせの検査、レントゲン写真による検査、参考模型の作製などを基に診断いたします。場合によっては歯科用CTやセファロレントゲンの撮影も必要です。

その他にも、咬合圧が強くかかっている歯や移動している歯がないか、口腔スキャンによる見た目と数値から分析しています。詰め物や被せ物がすぐに取れてしまう歯があったり、入れ歯が割れたりという症状も、顎関節症の原因と関わりがあるかもしれません。そういった原因を事前に特定して、治療計画を立案させていただきます。

顎関節症の治療は、マウスピース型のスプリントと呼ばれる装置を用いるのが基本です。ケースによっては矯正治療や補綴治療を併用することもあります。

小児歯科

小児歯科ではお子さまの口内環境を管理・ケアするのに加えて、セルフケアができるようにトレーニングも行っています。幼いころから予防意識を持たせることで、虫歯になりにくいお口の環境を目指しましょう。

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当院では虫歯予防の基本である、歯磨きトレーニングに力を入れています。歯科衛生士が歯列の磨き残しやすい部分や磨けていない箇所をチェックし、汚れをきちんと落とせる磨き方をアドバイスいたします。

また、虫歯菌の活動を抑制する「フッ素塗布」や、奥歯の溝をフッ素の入ったレジンで埋める「シーラント」により、効率的な虫歯予防が可能です。低濃度のフッ素を含む洗口剤で毎日うがいをすることで、口内の細菌数を減らす期待ができます。

当院では必要に応じて、虫歯の原因であるミュータンス菌を検出する、う蝕活動性試験も行っています。唾液の質を検査して、お子さまの虫歯の原因やリスク、その方に合った予防方法などを調べましょう。

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯科医院内で行うオフィスホワイトニングと、歯科衛生士の指導を受けた患者さまが自分で取り組むホームホワイトニングの2種類です。2種を併用することで、施術後の歯の色調を保つことにも役立ちます。

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オフィスホワイトニングでは、歯や歯肉への刺激が少なく、効率的に施術を行えるポリリン酸ホワイトニング剤を導入しています。適用できる症例は、加齢や色素生成細菌による歯の変色、コーヒーやお茶、タバコなどによる着色などです。施術を行う際の薬液やノズル筆は、患者さまごとに使い捨てています。

ホームホワイトニングにおいては、患者さまごとの歯型に合わせたカスタムトレー(マウスピース)を作製し、ジェル状のホワイトニング剤を塗布して一定時間歯列に装着する形で行います。オフィスホワイトニングに比べて濃度が低い薬剤を用いるため、結果が出るまで時間が必要です。しかし、その分施術後の色戻りも少ないのがメリットです。

入れ歯

失った歯を補うことで、噛む力や会話のしやすさ、お口元の見た目などを改善するのが、入れ歯治療です。歯が一部欠損した場合は「部分入れ歯」全部の歯を失った時には「総入れ歯」と、歯の残数によって種類が分かれます。

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当院では基本的に保険適用の入れ歯をご提供しています。患者さまより入れ歯の使いやすさ、見た目にこだわりたいとご希望をいただいた際には、自由診療でも作製可能です。

見た目にこだわりのある方には、留め具を含む全体が樹脂製の部分入れ歯「ノンクラスプデンチャー」をご提案しています。目立ちにくくフィット感があり、装着時の違和感も少ないのが特徴です。強度を高めたい場合は金属床と組み合わせることができます。

粘膜に当たる部分が金属の「金属床義歯」は、コバルトクロム製とチタン製の2種類から選べます。薄いので違和感も少なく、汚れも付きにくいため清潔さを保ちやすい入れ歯です。

他にも、粘膜に触れる面に柔らかいシリコンを貼る「シリコン裏装義歯」や、インプラントで固定源を作り入れ歯を安定させる「インプラントオーバーデンチャー」などにも対応しています。

矯正歯科

矯正治療としてメジャーなワイヤー矯正はもちろん、歯の舌側に装着する舌側矯正、透明で軽いマウスピース矯正など、外見に配慮した矯正方法をご用意しています。また、部分的に歯を動かす部分矯正にも対応可能です。

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歯並びの矯正治療の目的は、単にお口元の見た目を整えるだけではありません。例えば、歯の重なりが改善することで効率的に清掃ができるようになり、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。

また、詰め物や被せ物を入れる前に矯正で歯にかかる力のバランスを調節すると、切削量の低減や、補綴物の破損リスクを抑えることにもつながります。歯列全体へ力が均等にかかるようにすることで、歯周病や顎関節症の予防、顎が外れやすい方の改善策としても期待が持てるというのが、当院の考えです。

当院には月に1回から2回の頻度で、矯正治療を担当する歯科医師が来院しています。ご自身に矯正が必要か気になる、自分に合った矯正方法を知りたいという方も、ぜひご相談ください。

歯科口腔外科

歯科口腔外科とは、お口の内外の外科的な処置に対応する診療科です。親知らずを含む抜歯、口内炎、事故などによる外傷、舌や粘膜のできものなどに対応いたします。

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当院では真っ直ぐに生えた上下の親知らずはもちろん、歯茎に埋もれた親知らず(埋伏歯)などの抜歯にも対応可能です。事前にレントゲン画像でチェックを行い、必要に応じて歯科用CTで立体的に根の状態や顎の骨を確認し、リスクを把握した上で抜歯を行わせていただきます。

重症化してしまった歯周病の外科処置も、歯科口腔外科の対応範囲内です。当院では患者さまの歯の健康を長期的に保つため、処置後の定期メンテナンスも含めサポートさせていただいています。

なお、2~4週おきに歯科口腔外科を担当する歯科医師の診療日があります。患者さまのお口の状態によっては、大学病院へのご紹介となることをご理解ください。

インプラント

虫歯や歯周病など何らかの理由で歯を失ってしまうと、噛む力の低下やお口元の見た目の悪化、歯並びや噛み合わせのズレなどにつながります。欠損部分を天然歯に近い形で補えるのが、インプラント治療の特徴です。

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リスクの少ないインプラント治療を行うため、事前に患者さまの全身状態や今までにかかった病気などを聞き取り、血液検査を行っています。手術に対応するのは、歯科口腔外科について研鑽してきた歯科医師です。また、静脈内鎮静法を用いたリラックス状態で手術を受けていただきます。

手術前には歯科用CTや口腔内スキャナーなどを用いてお口状態を精査し、インプラント用のソフトで人工歯根の種類、埋入する位置、方向などをプランニングします。必要に応じて、プラン通りの埋入をサポートするガイド装置を作製することも可能です。

なお、インプラントを埋入する骨が足りない場合には、骨造成手術にて土台を整えることができます。インプラント治療の初回相談は無料です。一人ひとりに合った治療法を提案しますので、まずは一度ご相談ください。

セレックシステム

セレックシステムとは、虫歯治療などで切削した歯を口腔内スキャナーで読み取り、その情報を基にコンピュータで自動的に詰め物・被せ物を削り出すものです。このシステムにより、早ければ当日中に虫歯治療を終えられます。

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セレックシステムを用いるメリットの1つとして、粘土のような印象材を使った歯の型取りを必要としないことが挙げられます。口腔内スキャナーを用いて数秒で歯列の状態を読み取れるため、嘔吐反射の強い方も吐き気が起きにくいことが特徴です。また、石膏模型の作製にかかる時間もなくなります。

また、セレックシステムで作る詰め物・被せ物の素材は、セラミックブロックがもととなっています。セラミックは陶器であり、金属を含みません。金属アレルギーがある方にもお選びいただける、生体親和性の高い素材です。デジタルデータを基に作られた詰め物や被せ物を歯に接着することにより、虫歯の再発リスクを抑えることが期待できます。